Sunday, June 12, 2011

Over

何も語らない君の瞳の奥に愛を探しても
言葉が足りない そうぼやいていた君をふっと思い出す

今となれば
顔の割に 小さな胸や
少し鼻に掛かるその声も
数え上げりゃ 切りがないんだよ
愛していたのに
心変わりを責めても虚しくて

「風邪が伝染るといけないから、接吻はしないでおこう」って言ってた
考えてみると あの頃から君の態度は違ってた

いざとなれば
毎晩君が眠りにつく頃
相も変わらず電話掛けてやる
何て まるでその気はないけど
わからなくなるよ
男らしさって一体どんな事だろう?
夕焼けに舞う雲 
あんな風に成れたらいいな
いつも考えすぎて失敗して来たから

今となれば
嘘の付けない大きな声や
家事に向かない荒れた掌も
君を形成る総ての要素を
愛していたのに
心変わりを責めても君は戻らない
いつか街で偶然出逢っても
今以上に奇麗に成ってないで
多分僕は忘れてしまうだろう
その温もりを
愛しき女性よ さよなら

何も語らない君の瞳も 何時か思い出と成る
言葉にならない悲しみのトンネルを 
さぁ潜り抜けよう

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