Sunday, June 26, 2011

擬態

ビハインドから始まった
今日も同じスコアに終わった
ディスカウントして山の様に積まれていく
夢の遺灰だ

恰もすぐ打ち解けそうに親しげな笑顔見せて
幽霊船の彼方に明日が霞んでく

アスファルト飛び跳ねる飛魚に擬態して
血を流しそれでも遠く伸びて
必然を 偶然を
総て自分の物に出来たなら
現在を超えて行けるのに。。。

相棒は真逆のセンスと真逆の趣味を持って
ありきたりな事を嫌った
何かそれが羨ましかった

無機になって洗った手に
こびり付いている真っ赤な血
何時か殺めた自分に魘され目覚める

「効きます」と謳われたあらゆるサプリメントは
胃の中で泡になって消えた
出任せを 真実を
総て自分の物に出来たなら
もっと奇麗で居れるのに。。。

富を得た者がそうでない者より
満たされてるって思ってるの?
障害を持つ者がそうでない者より
不自由だって誰が決めるの?
「目」じゃないとこ
「耳」じゃない何処かを使って見聞きをしなければ
見落としてしまう
何かに擬態したものばかり

今にも手を差し出しそうに優しげな笑顔見せて
水平線の彼方に希望は浮かんでる

アスファルト飛び跳ねる飛魚に擬態して
血を流しそれでも遠く伸びて
出鱈目を 誠実を
総て自分の物に出来たなら
もっと強く成れるのに。。。
現在を超えて行けるのに。。。

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