Friday, July 15, 2011

掌に刻まれた歪な曲線
何らかの意味を持って
生まれて来た証

僕等なら求め合う寂しい動物
肩を寄せる様にして
愛を歌っている

抱いた筈が突き飛ばして
包む筈が切り刻んで
撫でる積もりが引っ掻いて
また愛求める
解り合えた振りしたって
僕等は違った個体で
だけど一つに成りたくて
暗闇でもがいて もがいている

ステッカーにして貼られた本物の印
だけどそう主張している方が
偽物に見える

僕等ならこんな風な袋小路に
今も迷い込んだまま
抜け出せずにいる

夢見てるから儚くて
探すから見つからなくて
欲しがるから手に入んなくて
途方に暮れる
何処で間違ったかなんて
考えてる暇も無くて
でも答えが無きゃ不安で

君は君で僕は僕
そんな当たり前の事
何でこんなにも簡単に僕等
見失ってしまえるんだろう?

それぞれが夢見てる事
それぞれが信じているもの
それぞれが暮らしていたい場所
それぞれが愛している人

一人ずつ 一人ずつ
それぞれ一つずつのOne

一人ずつ 一人ずつ
それぞれ一つずつのOne

それぞれが夢見てる事
それぞれが信じているもの

それぞれが(一つに成らなくて良いよ)暮らしていたい場所
(認め合う事が出来ればさ)

それぞれが(勿論投げ槍じゃなくて)愛している人
(認め合う事が出来るから)

それぞれが(一つに成らなくて良いよ)夢見ている事
(何を夢見ても良いよ)

それぞれが(一つに成らなくて良いよ)信じているもの
(何を信じても良いよ)

それぞれが(一つに成らなくて良いよ)暮らしていたい場所
(価値観も理念も宗教もさ)

それぞれが(一つに成らなくて良いよ)愛している人
(認め合う事が出来るから)

それで素晴らしい
それで素晴らしい





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